【SnowMan】淡い雪に絆されて:第2部 (ページ24)

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❄︎ ページ24

『罰ゲーム⁇いいよ､こーじ目閉じて』

ぇ､切り替え早ない?もうできるん⁇
もうちょっと恥ずかしがったりすると思てたわ

なんか思い切り良すぎて
俺の方が緊張してきた気ぃする

だいぶ焦らすなぁAちゃん

「Aちゃんまだぁ…ｯたぁ⁉︎
なんでデコピンしたん⁉︎」

『だって罰ゲームなんだから
こーじにも損がないとでしょ?

私ちゅーするの恥ずかしいし』

ちゅーするつもり無かったから
あんな切り替え早かったんや

「聞いてた話とちゃうやんかぁ
ちゅーしてくれるって言うから……⁉︎⁉︎

『はい､ちゅーしたでしょ⁇』

このタイミングですんの⁉︎

ほんま俺はあと何回この子に
振り回されたらええんやろか

「まだちゃうやん……

Aちゃん”いっぱい”するって言った
まだ一回しかしてくれてないもん」

『………やっぱちゃんと覚えてたか

じゃあいいよ､キスでもハグでも
こーじの好きなようにして』

好きなようになんて言って
本当に好きなようにしたら

Aちゃん絶対あとで怒るやん

でもまぁ好きにしていい言うたんはそっちで
さっきからめっちゃ揶揄われたわけやし

遠慮なんか俺せぇへんからな

『え⁉︎なんでお姫様抱っこ⁉︎
ちょっとこーじ､どこ行くの⁇』

「そんなん決まっとるやんか………なぁ?」

Aちゃんがせっかくくれた”罰ゲーム”
存分に楽しませてもらおうかな