【SnowMan】淡い雪に絆されて:第2部 (ページ4)

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❄︎ ページ4

「少しだけ目閉じて」

なんかこれ､めっちゃ緊張する
……………これで､よし

「目開けてみて
ぅわ､すごく可愛い」

『⁉︎なにしたの⁇?』

そっか､Aちゃんは見えないか
確か鏡持ってたはず…あ､

「はい､見てみて似合ってるから」

『‼︎髪飾り､かわいい…私に?』

「ちょっとした願掛けみたいな
もし同じ気持ちならプレゼントしよう､って」

「でも結果的に傷つけちゃったね
自分の事ばっかでお誘い断って､こんなの怒られて当然」

しかもAちゃんに先に
謝らせちゃったし反省が尽きないな

『プレゼントも告白も嬉しかった､
から許してあげる』

『あと私が怒ったのは
私の誘いを断ったからじゃなくて

ラウールくんが女の子と楽しそうにしてた､から』

ぇ､それってもしかして

「妬いて､くれてたってこと?」

『〜ｯ内緒!忘れて‼︎』

貴女を好きな気持ちがこぼれて
瞬く間に俺の心から溢れ出した
——————————————
—？？？？？—
【いつになく熱心だね
プレゼント､誰に贈るの?】

「Aちゃん…じゃなくて
好きな人､もし告白成功したら渡したいなって」

【良いじゃん
女の子はそういうの好きだと思うよ】

【可愛い?その子】

「ずっと大好きだから､めちゃくちゃ可愛い」

(へぇ､そんな優しい顔するんだ
きっと相手はとんでもない幸せ者ね)