不器用なりにがんばってみたら (ページ34)

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EP.33 ページ34

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟ…ﾋﾟﾋﾟﾋﾟ…ﾋﾟﾋﾟﾋﾟ…ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ

『…ん"……まだあと5分いける……』

〜♪〜♪

『………？…はい』

「まだ！？早く降りてこないと間に合わないけど！？」

『え？…いまなんじ…？』

「7時過ぎてます！早く！ほら！」

『えぇ！？急いで降ります！！』

今日は朝の情報番組にゲストで呼ばれてるのに

久し振りにお酒飲んだから気が抜けてたのかも

とりあえず、どうする！？

『何すればいい！？えっと、とりあえず歯、磨きながら着替えて……考えてる暇ないから！！！急げ！！』

ｶﾞﾁｬｯ

ひぃぃぃぃ…遅れるなんてあるまじきことなのにぃぃぃ！！

『すみません！！お願いします！！』

「下道でなるべく急ぐから、少しだけでも何か食べときな！」

何とか滑り込みでメイクをしてもらい用意していただいた衣装に着替え、出演者の方の楽屋に生放送前なのでそれぞれ短めに挨拶をしに行った

『おはようございます！紅乃Aです。本日はよろしくお願い致します』

「紅乃さん！こちらこそ出演してもらえて嬉しいです、よろしくお願いします」

『おはようございます！紅乃Aです。本日はよろしくお願い致します』

「よろしくお願いします〜！佐久間大介です！」

『あ、ここ佐久間さんの楽屋だったんですね』

「知らずに入ったんですか！？」

『結構バタバタしてたもので…ハハッ…』

「朝って何かと忙しいですもんね〜」

『はい…あ、以前はありがとうございました』

「だいぶ前のことですし、別に何もしてませんよ！」

『佐久間さんが話を聞いてくださったことによって考えることもできましたから』

「あの時の紅乃さん、いつものテレビで見る紅乃さんと全然違ったんで「あのまま放っておくことできない！」って思ったんですよね〜」

『佐久間さんって元気パワーが滲み出てますよね』

「そうですか？！それなら嬉しいです！」

『雰囲気？は猫っぽいんですけど、関わりにくいって言う感じが全然なくて性格はわんちゃんみたいな』

「あ〜それ、メンバーから言われますね！」

『そうなんですね』

「失礼します！佐久間さん！紅乃さん！そろそろスタンバイお願いします！」

「はぁ〜い！」

『お邪魔しました、本日はよろしくお願いします』

「こっちこそよろしくお願いします！」