EP.40 ページ41
「…ねぇ………
『…え？』
ﾌﾟｰｰｰ
〜♪〜♪〜♪
え、最後の方なんて言ったか分からなかった
なんて言ってた？
てか、もうすぐ踊り終わっちゃうし！！
めちゃくちゃ笑い声聞こえてくるけど…
落ち着いて、冷静に
…心臓の音が耳の横で聞こえてくる
ヤバい、緊張してる
〜♪
【完コピ！完コピ！】
ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ
終わった！
「可愛いよ〜！！」
〜♪〜♪
「紅乃さん！」
「紅乃さ〜ん！！」
ヤバい、ヤバい！！
♪恋する〜
うわっ出だし遅れた…！！
「うわ〜い！うま！」
「いいよ〜！！」
〜♪〜♪
もう少し！あとはラスト！！
〜♪
…どうだった…？思いっきり間違えたって思ったところないけど…
「ウェーイ！」
【完コピ！完コピ！】
『やった〜！！』
つい、ホップステップジャンプしそうになっちゃった
終わった〜！！良かったぁ…！
〜♪〜♪
「お疲れ」
『お疲れ様です』
「踊れんじゃん」
『他の方々みたいに上手には踊れないけど、人並みにはね』
「最初の方ちょっと慌てたろ」
『別に…？』
「昔からその癖変わってないのな」
【完コピ！完コピ！】
『…ほら、小森さん終わったよ』
「はいはい」
『あ、そっちです！』
「あ、すみません！」
「と言う事で！全チーム！10ポイント獲得です！」
「ナイスー！」
「いやー！良かったしギリギリだった」
「ギリギリでしたね」
「何がギリギリだったって、渡辺さん、入りがちょっと危なかった」
「そうですよね」
「紅乃さん、入りが危なかった」
『はい』
「だけれどもねじ込みましたね、ギリギリ」
「小森さん！的確、エンターテインメント素晴らしい！」
ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ
「もうこっちからはですけど、本当、かわいい！と言う声がすごい届きましたけれども…渡辺さん、どうですか？」
「いや〜いやいやいやもう本当にね」
「はい」
「自分でもかわいいなって思いながら本当に」
「「ハハハハ！！」」
もう出し切った感あるわ…
「それでは、元の位置にお戻りください！」
「Aちゃん、お疲れ様〜！」
「上手でした！」
『ありがとうございます！』
「で、次なんだけどね…
『……え！？』
「ここで…バブリーダンス！」
「上級！！」
「パス！」
「ダンス女子選抜チームは誰がいきますか！」
『…はい』
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作者名：kiko | 作成日時：2023年12月11日 19時
