11話 ページ13
「ねえ君たち、なんで昨日来なかったんだい?」
あ、
忘れてた。
てかマッシュも忘れてたのかよバカだな。
「ごめんなさい。 シュークリーム作ってました。」
『ごめんなさい。図書館で調べ物をしていました。』
とりあえず、シュークリーム作ってたこいつと一緒にはされたくない。
「そうか」
そう言いながらも不満そうな…この人の名前なんだっけ。
まあ重要でもなさそうだしいっか。
「君、神格者になりたいんだって?僕の言うこと聞いてくれたら、君のこと教頭に推薦してあげるよ」
良い奴やんこいつ。
ごめんね?散々言っちゃって。
「ありがとうございます。あなたいい人ですね」
「でも、何もしないでってのは変だろ?」
「そうですね」
「じゃ、水持ってきて」
「ウス」
あれ、もしかして私
空気????
「君は、」
「なんで呼んだんだっけ」
はぁぁ??????
私、ブチ切れてもよろしいでしょうか
「そうだそうだ、君、僕と付き合ってみない?」
『え???』
お?へ?んんん???
付き合う、ってあの付き合う?
一緒にどこか行きましょうじゃなくて、恋人になってってことでよろしい?
「ねえ、返事は?」
『いやちょっと遠慮しようかなみたいな』
「お友達に神格者になって欲しいんだろ?」
『…』
こいつクズだわ。
やっぱ前髪クズと同じクズだわこいつ。
人ってこわい。
『…わかっt』
「それはちょっと困ります」
「ハルは僕と将来を誓いあってるんで。」(キリッ
いやしてないよ。
いつしたの私たち。
いや待てよ?もしかしてこれは、私のことを守ってくれたのでは?
やっぱお前は良い奴だよマッシュ。
『そーいうことなんで、ごめんなさい。』
「………………そう。なら残念」
「まあいいや、これからよろしくね。マッシュ君。ハルちゃん」
一瞬睨まれた気もするけど、引き下がってくれてよかった。
そんなことを思ってる私は、マッシュと共にこれからパシられまくることを知らないのだった。
314人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
モーリー(プロフ) - Mさん» ありがとうございます!勉強大変ですけど、お互い頑張りましょう!💪 (4月2日 19時) (レス) id: 0d623bc3a2 (このIDを非表示/違反報告)
M - 勉強の合間に見させていただいてます。最新話、ありがとうございます! (4月2日 11時) (レス) @page17 id: 25080f638b (このIDを非表示/違反報告)
モーリー(プロフ) - MR サナリアさん» こちらこそご質問ありがとうございます!! (4月1日 0時) (レス) @page11 id: 0d623bc3a2 (このIDを非表示/違反報告)
MR サナリア(プロフ) - おぉ〜なるほど! ありがとうございます!! (3月31日 22時) (レス) id: bd9c6547a2 (このIDを非表示/違反報告)
モーリー(プロフ) - MR サナリアさん» 作者は、呪いは呪いでしか払えないと言ったように、術式も術式でしか対抗できないと、勝手に解釈してるので、術式は魔法を防げるのに対し、魔法は術式を防げない、と考えてます。なので、この小説内では、魔法よりも術式の方が有利です。 (3月31日 22時) (レス) id: 0d623bc3a2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:モーリー | 作成日時:2024年3月29日 0時