え、魔法？？これ呪術なんだけど。

12話 ページ14

｢靴磨いて｣

｢ウス｣

｢君は肩揉んで｣

『……はい』

なんでこんなやつの言うこと聞かなきゃならんのだ。

腹たってきた…

でも、マッシュとじいと私の安全な暮らしがかかってるんだ。

やりきらないと。

｢あれ、破れてる｣

『ほんとだ』

マッシュの教科書がビリビリに破られていた。

あのクソ野郎の仕業か…それともマッシュがミスって破いたか…

どっちも否定できないな、ウン

｢ハルのは？｣

『私間違えて違うの持ってきちゃった』

｢え｣(ｶﾞｰﾝ

『ごめん』

そんな落ち込まれると…ごめんね。

｢フィン君の教科書見せてくれない？｣

『あ、私もお願い！』

｢へ？ごめん、他の人に見せてもらっｔ｣

｢ありがとう。これお礼のシュークリーム｣

『ほんとありがとね！めっちゃ助かる』

良かったあ。マッシュと同じ部屋の人がフィン君で。

｢へ？今俺断っ｣

｢でも本当に良かったよ。

君みたいな良い人と友達になれて。｣

『そーだね！やっぱ、フィン君はほんとに良い人だ』

｢…｣

フィン君が目を見開いたのは、なにか思うところがあったのだろうか。

一瞬、嫌な予感が頭をよぎったが、それもすぐに消えたので大丈夫なんだろう。

多分。

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目覚めたら最高順位が2位になってて発狂しました作者です。
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